ベトナム民族学博物館：ハノイの魅力的な観光スポット

2020-02-11By editorPosted in おすすめスポット, 観る・学ぶ

1.ベトナム民族学博物館の概要

ベトナム民族学博物館は、ハノイに1981年に3.27 haの面積で設立されました。この作品は、建築家のハドゥクリン（Ha Duc Linh）により設計され、建築家のヴェロニークドルフス（Veronique Dollfus、フランス人）によりインテリアを設計されました。この博物館は、多くの特別な文化的特徴をもってベトナムの54民族の歴史と文化のミニチュア写真のようなものです。これらの展示品は、衣類、宝飾品、武器、楽器、宗教、信仰、その他多くの精神的な活動など、さまざまなカテゴリーで展示されています。

2.ベトナム民族学博物館の位置

ベトナム民族学博物館は、ハノイの中心部から約8 kmのカウジャイにあるグエンヴァンフエン（Nguyen Van Huyen）通りにあります。この博物館は、全国規模並びに地方規模で大きな文化的価値を持っています。車、オートバイ、タクシーなどの多くの乗り物で簡単にこちらに行くことができます。ハノイを訪れる多くの観光客にとって、ベトナム民族学博物館は常に「見逃せない」目的地のリストにあるところです。

入場料：4万ドン/人（200円相当）
水上人形チケット：大人：9万ドン/一人（約450円）-子供：7万ドン/チケット（約350円）

3.ベトナム民族学博物館の魅了的なところは?

当博物館は、トロンドン棟、屋外展示エリア、東南アジア展示エリアという3つの主要な展示エリアに分かれています。外から見ると、訪問者はフォームからコンテンツまでのプレゼンテーション、レイアウトに魅了され、表示されるのは非常に科学的・論理的であり、民族別の文化的な色を簡単に把握できます。

トロンドン棟

トロンドン棟には2つのスペースがあり、テーマに合わせた展示されて常にリフレッシュされる2階でのスペース； 54の民族グループのアイデンティティを紹介する1階でのスペースです。こちらには日常生活、衣装、衣服、農具、宗教的信条、少数民族の習慣を描いた1万5千のアーティファクト、4万2千の映像と画像があります。観光客の向けに、アーティファクトはベトナム語、英語、フランス語という3つの主な言語に翻訳されています。更に、観光客が博物館を訪れて探索するための他のいくつかの言語もあります。

訪問者は、衣服、道具から儀式、葬儀、結婚式のモデルに至るまで慎重に展示された美しいアーティファクトに驚かれることでしょう。すべてが古代の民族の伝統文化並びに生活を縮小するコーナーとして展示されています。

屋外展示エリア

トロンドン棟を訪れた後に、屋外の展示エリアである大きな庭が見えます。こちらでは、タイ人、エデ人の高床式の家、モン族のフォキエニア材の板屋根の家など、民族の人々のユニークな建築が鑑賞できます。庭の敷地内に位置するのは、ザオ族の人々の水力米モルタルがあります。

東南アジア展示エリア

次に、訪問者は博物館内の東南アジアの展示エリアを訪れることができます。遠くから見ると、展示エリアは、ベトナムだけでなくASEAN地域の伝統文化でもあるカイトの形で建てられていることに気付けます。カイトは時間とともに永遠に存在する夢、野望、自由を象徴する意味を持っています。

こちらは、常に東南アジアの文化、インドネシアのガラス絵画、アジアと世界中を垣間見ることができます。他には教育活動、ホール、映画館、マルチメディアルームもあり、訪問者はベトナムだけでなく東南アジア諸国の文化文書を見ることができます。これは、ベトナムと東南アジアの友人および世界の多くの地域との友好的な関係を作る架け橋です。